井原 慶子【レーシングドライバー】

レーシングドライバーを目指したきっかけ

井原慶子氏は、レーシングドライバーとして活躍する日本人女性です。1973年生まれで、東京出身です。元々はモデル業として活躍されていた方で、その一環としてレースクイーンの仕事をしていたのです。その時にモータースポーツの迫力に感動をして、この世界で活躍したいという気持ちが高まったのです。

彼女は、幼い頃から様々なスポーツを行い、水泳やマラソンやスキーなどに親しんでいたのです。スキーに関しては大学に進学してからも続けましたが、遠征費用など多額の出費を伴うので、モデルの仕事をしてお金を稼いでいたのです。そこからレースクイーンへの仕事、さらにはモータースポーツの世界へ入ることになるので、スキーをやっていたことが、モータースポーツの世界で活躍するきっかけとなったわけです。

モータースポーツの世界に入りたいと思った彼女ですが、もちろん彼女にドライバーとしての経験はなく、むしろ普通自動車免許も取得していませんでした。最初に自動車免許の取得をして、そこから専門のインストラクターから、ドライバーに関する基本技術を指導してもらったのです。

レーシングドライバーとしてデビュー

そして1999年に、ついにレーシングドライバーとしてデビューすることになったのです。彼女がレースクイーンの仕事を始めたのは1998年なので、そこから1年ほどしか経っていないことになります。もちろん、その時は自動車免許すら持っていなかったので、彼女がどれだけ努力をしたかが伺えます。

記念すべきデビュー戦は3位となり、その後もフェラーリチャレンジで連続勝利を飾るなど、まずまずの滑り出しとなりました。その後も積極的に単身で渡英をしてスキルを磨いたり、フランスのよりレベルの高いレースに出走するなど、精力的に活躍してきました。そしてAF2000のレースで優勝を飾り、国際自動車連盟が公認するレースとしては、初めてとなる女性ドライバーとしての優勝を成し遂げたのです。

現在の活躍

2008年に結婚をしてからは、日本を拠点としてその後もレーシングドライバーとしての活動を続け、一方で環境問題や安全運転などを呼びかける国際貢献活動にも力を入れ始めました。近年でも優勝や表彰台こそないものの、まだまだ現役ドライバーとして国内外問わず活躍を続けています。

彼女の素晴らしい所は、常に向上心を持ち続けている部分です。最優秀賞を受賞した時でも、喜びよりも直前レースでコースアウトをしてしまった悔しさを顕にしました。決して現状では満足せず、常に上を目指し続ける彼女の向上心が、レーシングドライバーとしての彼女を築き上げたのでしょう。