村山 斉【物理学者】

物理学者を目指したきっかけ

村山斉氏は、素粒子理論を専門にしている物理学者です。幼少期に数学の世界にハマったことが、物理学者を目指すきっかけとなったのです。小学校3年の頃には、すでに微分と積分まで解けるようになり、それぐらい数学が大好きだったのです。その後は東京大学の理学部に入学をし、東京大学院を経て東北大学の助教授に就任しました。

1993年にローレンス・バークレーの研究所に研究員として所属してからは、アメリカを中心に物理学の研究を行いました。2000年にはカリフォルニア大学のバークレー校の教授となり、もはや世界で活躍する物理学者となったのです。

物理学者として世界で有名に

そして、村山斉氏の名前をさらに広めることになったのが、2010年に出版された村山氏の著書「宇宙は何でできているのか」という本でした。この本がベストセラーとなり、新書大賞を受賞することになったのです。国際的な物理学者として活躍する村山氏の活動が評価され、世界で活躍する日本人に選ばれたのです。

大学教授ではありますが、非常に爽やかで良い意味でマイペースな人柄だと言えます。講演の時はもちろん、メディアに出演する時でも、Tシャツ姿などのラフな格好でいます。また、メディアに出演された時でも、宇宙理論をJ-POPに例えたりするなど、大学教授としてはかなりのコミカル性も持ち合わせているのです。そんな性格だからこそ、多くの人に受け入れられるのでしょうし、出版した著書もベストセラーになったのでしょう。

彼にとって究極の目的とも言えるのが、宇宙の解明でしょう。もちろん、無限の存在である宇宙を物理学的に解明することは、それこそ無限の時間がかかるかもしれません。しかし、たとえほんの僅かであっても、物理学的に宇宙を解明できるのであれば、それは彼にとっては大きな成果となるわけです。世界中で宇宙探査や新しい惑星の調査が行われていますが、村山氏の活動もそれに大きく貢献していると言えるわけです。